高円宮杯 第23回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 組み合わせ ['11 U15]
今週月曜日に、今年の高円宮杯の組み合わせが発表された。
関東からは、以下の6チームが参加する。
第1代表 柏レイソル(関東リーグ1部1位) vs サガン鳥栖
第2代表 大宮アルディージャ(関東リーグ1部2位) vs YF NARA TESORO
第3代表 FC東京深川(関東リーグ1部3位) vs SSS JY
第4代表 浦和レッズ(関東大会Aブロック優勝) vs ロアッソ熊本
第5代表 横浜Fマリノス(関東大会Bブロック優勝) vs 京都サンガ
第6代表 FC東京むさし(関東大会Cブロック優勝) vs 帝人サッカースクール
今年の関東は結果的にJ下部のチームが6つの出場枠の全てを占めた。
高円宮杯は、本来、中体連のチームとクラブユースのチームの両方が参戦して、中学生世代のNo1を争う大会のはずだが、関東からは中体連の代表チームは出ていない。関東大会に出場した48チームの中にも1チームも入っていないので、都道府県予選で全て敗退しているということのようだ。関東地区に関しては、クラブユースチームが優勢であることは否めない。
全国大会への出場チームを見ても、この傾向は同じで、32チーム中で中体連のチームは、星稜中学校1校のみだ。
過去の大会での中体連チームの出場数を見てみると以下の通り。
2010年大会 2チーム/32チーム
2009年大会 3チーム/32チーム
2008年大会 5チーム/32チーム
2007年大会 5チーム/32チーム
2006年大会 6チーム/32チーム
2005年大会 8チーム/32チーム
*2009年大会までは、夏の中体連全国大会の優勝チーム・準優勝チームの参加枠
があり、この枠で2チームが参戦しているようだ。
このデータを見ると、年々中体連チームの参加数が減ってきていることがわかる。高校生の世代になると、プレミアリーグ、プリンスリーグでの戦績は、高校チームとクラブチームとで均衡したものとなってきているようにも思うが、中学生の世代においては、差が開いていく傾向が進行しているようだ。
地方によっては、今回出場の星稜中(石川県)や、これまで出場経験のある青森山田中(青森県)日章学園中(宮崎県)等、複数回の出場を果たしているチームもあり、クラブチーム一辺倒ということではないようだが、中体連対クラブユースという高円宮杯の図式が崩れつつあるとも見え、今後の大会の運営については一考が必要なのかもしれない。
出場チームを眺めてみると、やはり全国的にもJの下部組織のチーム名が目立つ。Jの下部チームとはいえ、なにせ出場枠が全国で32しかないので、継続的に全国大会に出場してくることは難しい。試しに、直近の全国大会(高円宮杯、日本クラブユース大会)について、出場チームを調べてみた。
今年の夏の日本クラブユース大会に続いて、高円宮杯に出場しているチームは、以下の15チーム。
さすがに、夏にベスト8に残った8チームの内、7チームは夏冬の連続出場を果たしている。
夏に優勝した清水エスパルスは、夏冬の2冠を賭けての大会となるし、名古屋グランパスは、昨年の高円宮での優勝に続いて2年連続の優勝を目指すことになる。
選手たちは毎年入れ替わっていく中で、全国大会に連続して出場してくる常連チームを作り上げるのは、やはり指導者の手腕によるものだろう。激戦区と思われる関西地区や東海地区において、継続して全国大会出場しているヴィッセル神戸や名古屋グランパスには、何か秘訣があるのだろうか?
1 清水エスパルス(1)★★
2 ガンバ大阪(2)
3 ヴィッセル神戸(4)★★★★★
4 京都サンガ(4)★
5 コンサドーレ札幌(8)★★★★★★
6 横浜Fマリノス(8)★★
7 柏レイソル(8)
8 名古屋グランパス(16)★★★★★★★
9 大宮アルディージャ(16)★
10 愛媛FCJY(16)★
11 FC東京むさし(16)★
12 SSSジュニアユース(16)★
13 ジュビロ磐田(16)
14 サガン鳥栖
15 ベガルタ仙台★
( )2011日本クラブユースの成績
★×1 2010高円宮杯から連続出場
★×2 2010日本クラブユースから連続出場
★×3 2009高円宮杯から連続出場
★×4 2009日本クラブユースから連続出場
★×5 2008高円宮杯から連続出場
★×6 2008日本クラブユースから連続出場
★×7 2007高円宮杯から連続出場
関東からは、以下の6チームが参加する。
第1代表 柏レイソル(関東リーグ1部1位) vs サガン鳥栖
第2代表 大宮アルディージャ(関東リーグ1部2位) vs YF NARA TESORO
第3代表 FC東京深川(関東リーグ1部3位) vs SSS JY
第4代表 浦和レッズ(関東大会Aブロック優勝) vs ロアッソ熊本
第5代表 横浜Fマリノス(関東大会Bブロック優勝) vs 京都サンガ
第6代表 FC東京むさし(関東大会Cブロック優勝) vs 帝人サッカースクール
今年の関東は結果的にJ下部のチームが6つの出場枠の全てを占めた。
高円宮杯は、本来、中体連のチームとクラブユースのチームの両方が参戦して、中学生世代のNo1を争う大会のはずだが、関東からは中体連の代表チームは出ていない。関東大会に出場した48チームの中にも1チームも入っていないので、都道府県予選で全て敗退しているということのようだ。関東地区に関しては、クラブユースチームが優勢であることは否めない。
全国大会への出場チームを見ても、この傾向は同じで、32チーム中で中体連のチームは、星稜中学校1校のみだ。
過去の大会での中体連チームの出場数を見てみると以下の通り。
2010年大会 2チーム/32チーム
2009年大会 3チーム/32チーム
2008年大会 5チーム/32チーム
2007年大会 5チーム/32チーム
2006年大会 6チーム/32チーム
2005年大会 8チーム/32チーム
*2009年大会までは、夏の中体連全国大会の優勝チーム・準優勝チームの参加枠
があり、この枠で2チームが参戦しているようだ。
このデータを見ると、年々中体連チームの参加数が減ってきていることがわかる。高校生の世代になると、プレミアリーグ、プリンスリーグでの戦績は、高校チームとクラブチームとで均衡したものとなってきているようにも思うが、中学生の世代においては、差が開いていく傾向が進行しているようだ。
地方によっては、今回出場の星稜中(石川県)や、これまで出場経験のある青森山田中(青森県)日章学園中(宮崎県)等、複数回の出場を果たしているチームもあり、クラブチーム一辺倒ということではないようだが、中体連対クラブユースという高円宮杯の図式が崩れつつあるとも見え、今後の大会の運営については一考が必要なのかもしれない。
出場チームを眺めてみると、やはり全国的にもJの下部組織のチーム名が目立つ。Jの下部チームとはいえ、なにせ出場枠が全国で32しかないので、継続的に全国大会に出場してくることは難しい。試しに、直近の全国大会(高円宮杯、日本クラブユース大会)について、出場チームを調べてみた。
今年の夏の日本クラブユース大会に続いて、高円宮杯に出場しているチームは、以下の15チーム。
さすがに、夏にベスト8に残った8チームの内、7チームは夏冬の連続出場を果たしている。
夏に優勝した清水エスパルスは、夏冬の2冠を賭けての大会となるし、名古屋グランパスは、昨年の高円宮での優勝に続いて2年連続の優勝を目指すことになる。
選手たちは毎年入れ替わっていく中で、全国大会に連続して出場してくる常連チームを作り上げるのは、やはり指導者の手腕によるものだろう。激戦区と思われる関西地区や東海地区において、継続して全国大会出場しているヴィッセル神戸や名古屋グランパスには、何か秘訣があるのだろうか?
1 清水エスパルス(1)★★
2 ガンバ大阪(2)
3 ヴィッセル神戸(4)★★★★★
4 京都サンガ(4)★
5 コンサドーレ札幌(8)★★★★★★
6 横浜Fマリノス(8)★★
7 柏レイソル(8)
8 名古屋グランパス(16)★★★★★★★
9 大宮アルディージャ(16)★
10 愛媛FCJY(16)★
11 FC東京むさし(16)★
12 SSSジュニアユース(16)★
13 ジュビロ磐田(16)
14 サガン鳥栖
15 ベガルタ仙台★
( )2011日本クラブユースの成績
★×1 2010高円宮杯から連続出場
★×2 2010日本クラブユースから連続出場
★×3 2009高円宮杯から連続出場
★×4 2009日本クラブユースから連続出場
★×5 2008高円宮杯から連続出場
★×6 2008日本クラブユースから連続出場
★×7 2007高円宮杯から連続出場
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