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H22高円宮杯 東京都予選 3回戦 vsFCトリプレッタ [’10 U15]

試合の時間を刻む時計は後半の35分近くを示し、このままスコアレス・ドローで前後半を終え、先週に続くPK戦かと思った、その瞬間に、主審が鋭くホイッスルを鳴らし、トリプレッタ側ゴールのPKマークを指し示した。Forza`02のPKだ!
トリプレッタ側のペナルティエリア内、だんご状態の中で相手のファールを誘った形となった。蹴るのは、やはりエースの10番。落ち着いてゴールマウスの右上にズドンと決めた。
リスタートでトリプレッタがキックオフのボールを大きく蹴りだした瞬間に、試合終了のホイッスルが吹かれた。

試合会場となった清瀬内山Gは、朝からの雨で人工芝の上に完全に水が浮いていた。試合中には、コーチの声が聞こえなくなるくらい強く振る瞬間もあり、ドリブルやパスによる攻撃は、全く期待できないような状況だった。Forza`02は、裏のスペースにボールを運んで、最低でもCKを取ることを意識した攻撃を企図していたが、相手のDFも、そこは粘り強く守り、なかなか思うように攻めることはできなかった。ただし、相手に攻められて危険な状態となることもあまりなかったように思う。

雨の日の試合は、とにかく集中力を切らさないことが大事だと言われるが、今日の両チームはギリギリのところで、良く集中していたと思う。水たまりでボールが止まるかと思うと、少し離れたところでは止まらずにボールが走る、というピッチ状態の中、お互いに身体を張って守りきったゲームだった。U15の選手及び関係者の方にとっては、きっと記憶に残る試合のひとつとなるのではないか。

これで、関東予選進出まであと1勝となった。今日の勝利は、チームの士気を盛り上げるには、最高の展開だったと言える。この勢いで、ひとつ目の目標をまず、達成して欲しい。

今日のU14出場選手は、先発でDFのKenと右サイドバックのYuk、前半の途中交代でFWにGenkが入った。Yukは、前半途中で交代となったが、ピッチコンディションが悪かったので、いつものような右サイドからの攻撃参加は思うようにできなかった。ただ、たしか1本ミドルで鋭いシュートを放ち、会場内にどよめきを沸かせていたと思う。惜しいシュートだった。
Genkは、今日も最前線で身体を張って戦っていた。もはや水たまりではなく、プール状となったピッチの上で、水しぶきを上げてボールに向かって行っていた。最後まで集中したナイスファイトだった。
Kenは、今日もフル。もう、U15チームということをあまり意識しなくなっているかもしれないが、DFの要という責任あるポジションで、いつも通りの安定したパフォーマンスを見せた。U15チームに帯同することで、きっと、精神的にもかなり成長しているのではないか。冷たい雨の中でのタフな試合だったが、明日はU14の公式戦初戦となる。各選手には、体調を整えて、また、ベストパフォーマンスを見せて欲しい。
すみません。
U14から、Kimも先発で出ていました。
強い当たりを見せていたので、U15の選手と勘違いしていました。

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