高円宮杯 第22回全日本ユース（U-15）サッカー選手権大会 2回戦

今日、2回戦8試合が行われた。関東から参加している6チームの結果は以下の通り。

　・横浜Fマリノス　1-1（PK 5-3）コンサドーレ札幌
　・FC東京むさし　0-1　名古屋グランパス
　・浦和レッズ　1-0　神戸FC
　・大宮アルディージャ　0-0（Ex 0-1）ヴィッセル神戸
　・東京ヴェルディ　3-4　京都サンガ
　・横浜Fマリノス追浜　2-1　サンフレッチェ広島

残念ながら3チームが敗退したが、横浜Fマリノス2チームと浦和レッズの3チームが準々決勝に進んだ。ベスト8に残ったのが、関東3チーム、関西3チーム、東海2チームとなっており、やはり各地域のレベルの高さが結果として現れていると言えるだろう。夏のクラブユースで優勝した清水エスパルスが、ここでも勝ち残っており、夏に続く連覇となるか、注目されるところだ。

高円宮杯 第22回全日本ユース（U-15）サッカー選手権大会 1回戦

今日から、高円宮杯の全国大会が始まった。
全国各地の予選を勝ち抜いた32チームによるトーナメント戦の始まりだ。
関東から参加している6チームは、以下の通り各々勝利を納めて23日の2回戦に駒を進めている。
　・横浜Fマリノス　3-0　サンフレッチェ常石
　・FC東京むさし　4-0　ベガルタ仙台
　・浦和レッズ　5-1　名古屋FC
　・大宮アルディージャ　5-0　クレフィオ山口FC
　・東京ヴェルディ　5-2　アルビレックス新潟
　・横浜Fマリノス追浜　4-0　セレッソ大阪

各チームともスコアを見る限りは、快勝のゲームとなっている。2回戦では、まだ関東勢同士の対戦はないので、全チームが勝ち残る可能性もあるだろう。
準決勝、決勝の西が丘、国立までどのチームが残ってくるだろうか。
関東勢の躍進を期待する。

東京都ユースリーグU-15 関東チャレンジリーグ最終節 vsインテリオール

ホームのピッチでの最終戦。選手達は、あの強いForza`02を私達に見せてくれた。終始、Forza`02ペースで進めた試合は、後半になってゲームが動き、後半だけで３点獲ったForza`02が3-0での快勝を収めた。

試合の立ち上がりから、ピッチに立ったForza`02の選手達の動きは鋭く、ボールを支配する時間帯が続いた。両サイドの裏のスペースを深くエグり、ゴール前に早いクロスを上げるシーンが何度となく見られた。前半33分には、左サイドからの攻撃でゴール前までボールをつなぎ、最後はDFをカワシて相手GKと1対1となるシーンがあった。「これは、入った」と思ったのだが、ゴールの隅を狙って慎重に蹴られたボールは、左ゴールポストに当たり、大きく逆サイドに跳ねていった。そのあと前半ロスタイムには、今度は右サイドからの攻撃で、最後に放たれたシュートはクロスバーの少し上をかすめて、消えていった。
後半に入ってもForza`02の勢いは衰えない。後半立ち上がりの2分、右サイドの深い位置からゴール前に上がったクロスが混戦となる中で、ゴールに押し込み、先制。続いて4分、同じく右サイドからのクロスを最後はエースが押し込んで、続け様の得点で、リードを広げる。
リードを2点としたところで、選手の交替があり、今日もDFのポジションに入っていたエースをトップの位置に上げる指示が出た。選手交替後の後半22分、中央で繋いだボールをペナルティエリアまで運んだところで、相手DFがファール（？）を犯し、PKを得た。「一番うまいやつが蹴れ！」というベンチからの指示で、蹴ったのはエース。ゴール右上隅にきれいに決めて、3-0となった。試合は、このまま終わり、U-15チームは最終戦でなんとか結果を出した形となった。

勝ってくれて、ほっとした、という感想を持った。
1勝4敗という関東チャレンジリーグの成績は、夏に快進撃を見せたForza`02にとっては、決して満足のいくものではないだろう。しかし、最後の1勝はForza`02の意地であろう。この先、選手達の進路は様々であろうが、みんなこの最後の試合を決して忘れないはずだ。みんなの気持ちで掴んだ最後の1勝。私達もきっと忘れません。

試合終了後、照明灯のカクテル光線に照らされた選手達は、輝く笑顔で観客席に向かって歩いてきた。ここ数試合は、良いゲームをしていても結果が出ず、選手も監督もコーチも父兄の方々もすっきりしない日々が続いたと思うが、これで喉につっかえていたものが取れたのではないだろうか。
キャプテンマークを左腕に巻いた（？）Aras君が観客席に向かって元気に挨拶してくれて、観客席からの大きい温かい拍手が選手達を包んだ。

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東京都ユースリーグU-15 関東チャレンジリーグ第4節 vs三菱養和調布

先月の高円宮杯の東京都代表決定戦のリベンジマッチとなるはずだったのだが、残念ながら0-2という結果に終わってしまった。

前半27分、養和右サイドからの攻撃でクロスバーを叩いたシュートが跳ね返ったところを頭で押し込まれ、1点目の失点。（その前にもクロスバーを叩かれる場面があり、前半は、全般的にやや押し込まれ気味だった。）続いて、前半31分にも同じく養和右サイドペナルティエリアの少し後ろ辺りで、寄せきらず打たれたミドルが直接ゴールネットを揺らし、2点目の失点。前半は、このまま0-2で終了。
後半に入ると、Forza`02は何人かの選手を交替して、立ち上がりから積極的に攻め、Forza`02の攻撃の時間帯が続いた。後半10分までに4回くらい相手ゴールに迫るシーンがあったのだが、いずれも本当にあと一歩というところで得点に至らない。後半12分には、Forza`02左サイドからのコーナーキックのボールが、相手ゴール前で混戦になる中、最後はエースがオーバーヘッドでゴールを狙うが、これはクロスバーの上に外れる。31分には、カウンターからゴール正面までボールを運び、強いシュートがゴールの枠を捉えていたが、養和GKのナイスセーブでクロスバーの上にはじかれた。後半は、特に攻めの意識が見える選手達の動きであったのだが、前半の失点を最後まで取り戻すことはできなかった。

養和は、今週末に高円宮杯の関東大会の初戦を控えているのに対して、Forza`02は、関東チャレンジリーグでも負けが込んでおり、選手達のモチベーションにも差があったかもしれない。
今日もエースは先発でボランチのポジションにいた。時おり見せるドリブルは、やはり目を見張るものがあるのだが、養和のDFは強く、フィニッシュさせてもらえなかった。もう少し前のポジションで出ることができれば、得点にも近くなると思うのだが、そうできないチーム事情ということなのだろう。

とうとう、U15チームの公式戦も関東チャレンジリーグのインテリオール戦1試合を残すのみとなった。今週日曜日、最後のホームの試合で、なんとかもう一度強いForza`02 U15を見せて欲しいものだ。
応援しています。

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2010年度高円宮杯第22回全日本ユース（U-15）サッカー選手権関東大会

高円宮杯関東大会の組み合わせが発表されている。11月7日から関東各県のグラウンドで、また、全国大会出場を目指して、熱い戦いが始まる。
東京都から出場するのは、関東リーグDiv.1所属の3チームと東京都予選を勝ち抜いた4チームの合計7チームだ。
【関東リーグ】
　・東京ヴェルディ
　・三菱養和巣鴨
　・FC東京深川
【東京都代表】
　・横河武蔵野FC
　・三菱養和調布
　・FC多摩
　・FC東京むさし

Forza`02の名前がないのが残念であるし、そのために気分的にはあまり盛り上がらない。しかし、東京都のチームが勝ち上がってくれると、それなりに嬉しくもあるし、代表決定の試合くらいまで勝ち上がってくれれば、観に行ってみようかなとも思う。BブロックやCブロックは面白い組み合わせも期待できる。

関東大会では、40チームを5つのブロックに分けて、各ブロックの1位が全国大会出場となる。その対戦組み合わせだが、1回戦で横河武蔵野と三菱養和調布が対戦する組み合わせとなっている。また、この2チームが勝ち上がると、次は、東京ヴェルディと対戦する可能性が高い。つまりAブロックの片側の山の4チームの中に東京都のチームが3チーム入ったということだ。ブロックの中のチームと会場のグラウンドは、それぞれ関連するようになっていおり、また、関東リーグのチームは、同じブロックに固まらないようになっているようだが、同じ都県のチーム同士が当たらないような配慮はないようだ。DブロックとEブロックには東京都のチームはいない。東京都の中のチーム同士が1回戦であたるのはもったいない気がするが、やむを得ないのだろう。

過去3年の関東大会の結果が関東ユースのHPに出ていた。
ここ3年で全国に出場しているチームは、以下の通りだ。
■2009
　・浦和レッズ
　・柏レイソル
　・東京ヴェルディ
　・帝京FC
　・横浜Fマリノス追浜
■2008
　・柏レイソル
　・東京ヴェルディ
　・川崎フロンターレ
　・大宮アルディージャ
　・FC東京深川
■2007
　・FC東京むさし
　・柏レイソル
　・大宮アルディージャ
　・浦和レッズ
　・FC東京深川

東京都のチームは、毎年2チームずつ、全国大会に参戦している。ここ2年は、東京ヴェルディが連続出場を果たしている。夏の日本クラブユースサッカー選手権の時のパフォーマンスを見ると、今年も関東を突破する可能性はかなり高いと思う。
東京都以外のチームでは、柏レイソルが唯一3年連続で全国大会に出場している。柏レイソルも夏の日本クラブユースサッカー選手権で全国大会出場を果たしており、本大会の4年連続も十分可能性があるだろう。

東京都ユースリーグU-15 関東チャレンジリーグ第3節 vsFC東京むさし

今日は、日中は天気も良く過ごしやすい日和だったのだが、試合の始まる夕方頃から、気温が下がり、冷え込み始めた。もうすぐ11月になろうというのだから、当然のことだが、昨日まではそうでもなかったので、少し油断していた。試合の内容はとても熱いものであったが、薄着での観戦はかなり寒かった。

対戦相手のFC東京むさしとは、日本クラブユース選手権東京都予選の決勝戦以来の対戦となる。先週の横河武蔵野FC戦で2敗目を喫したForza`02としては、もう負けられない今日のFC東京むさし戦であったのだが、結果は0-1での敗戦であった。
前後半とも何度も両サイドから押し込んで、強いシュートに至るシーンがあり、決して一方的にやられた試合ではなかったのだが、相手にワンチャンスを決められてしまった形となった。実に惜しい試合だった。

今日は、Forza`02の来年度の入部対象者のセレクションの初日でもあったため、監督とMコーチは試合会場に来ていなかった。指揮を揮うのは、「ポゼッションサッカー」を標榜するKコーチ。試合の間、ずっとピッチに響く良く通る大きい声で選手達に檄を飛ばしていた。先日のU14のTMの時と同様に、「あわてて蹴るな」ということを盛んに指示していた。

U15チームの台所事情のせいか、今日は先発でエースを起用してきたのだが、ポジションはなんとDFだ。まずは、失点をしないということか？あるいは、後ろから組み立てるということか？実際、相手のFWをマークして、ほとんど仕事をさせていなかったし、後半の13分には、DFラインで拾ったボールを自らのドリブルで持ち上がり、東京の選手を何人か抜いて、ゴール正面でシュートを放つシーンもあった。シュートのボールは、クロスバーを強く叩き、「カーン」という音を残して大きく跳ねた。「あれば先に決まっていれば」、と思わずにはいられないシーンであった。

後半27分、Forza`02の右サイドの裏のスペースを深く抉られたところで、東京の2人のFWの回すボールに寄せることができず、ほとんど角度のないところから打たれたシュートが逆サイドのサイドネットを揺らすことになった。
最後まで、あきらめずに戦う姿勢を見せたForza`02は、試合終了間際にゴール前の絶好の位置でFKを得たが、応援席の期待も空しく、ゴールネットを揺らすには至らなかった。

これで、本リーグ戦での3敗目となった。残りは、以下の2試合となる。
　・10/30（土）18:15〜　vsインテリオール　＠東伏見G
　・11/3（水）17:00〜　vs三菱養和調布　＠三菱養和調布G
おそらく、インテリオール戦がホーム東伏見Gでの最後の公式戦となる。ここのところ、結果が伴わないU15チームであるが、この試合では是非勝利して、ホームでの有終の美を魅せて欲しい。

Forza`02サポーターの皆さんも、大応援で、今年の夏の快進撃で私達に感動を与えてくれたU15チームを盛り上げ、ホーム最終戦での勝利を後押ししましょう。

10/30は、東伏見Gへ行こう！！

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H22高円宮杯 東京都予選 代表決定戦 vs三菱養和調布

あっけなく終わってしまった。
0-3での敗戦。
スコアで見ると、完敗という印象となってしまうが、別に圧倒的に押されていたわけではないと思う。ただ、今日は、相手のDFが巧く、Forza`02の攻撃陣はゴール前の最後のところで仕事をさせてもらえなかった。

前半38分、マークがずれたのか、養和のFWの選手がドリブルでゴール前にボールを運んでくるのに、止める選手がいない。広いシュートコースが空いたところを、冷静にゴール左下隅に決められ、先制された。この瞬間だけだった。後少しで前半終了という時間帯だっただけに、惜しまれる失点だった。
次は、後半8分。養和左サイドからのCKは、グラウンダーのボールとなり、ニアポスト側で相手に先に触られたのか、あるいはForza`02の選手に当たったのか、コースが変わったボールは、GKの手をすり抜け、そのままゴールに転がっていった。
最後は、終了間際の後半40分。養和は、CKから時間稼ぎでコーナーフラッグ付近でキープに入っていたが、ここからゴール前にこぼれたボールを相手が拾い、DFをカワシて、ゴール右下隅に丁寧に決めた。

最後まで、あきらめずボールを追ったForza`02の選手達であった。前半、相手に得点を許す前に、惜しいシーンがいくつかあったのだが、決めきれなかった。後半は、とにかく最後まで、相手に巧くやられたという印象を受けた。

残念ではあるが、敗戦は現実である。U15の試合は、関東チャレンジリーグを残すだけとなる。初戦を落としているだけに、一試合ずつ、確実に勝ち点を重ねていくことが必要だ。難しいこの時期であるが、気持ちを切り替えていこう。

【今日のU14】
今日は、Ken、Genk、Kim、Yukの4人が先発で出場した。KenとKimは今日もフル出場だ。4人とも、一昨日のU15帝京戦、昨日のU14三菱養和巣鴨戦にも出場しており、3日連続でのハードな試合となった。来週日曜日は、U14とU15の公式戦（どちらもvs横河武蔵野FC戦）の日程が重なっているが、彼らはどちらの試合に出るのだろうか？U14ですよね？U15ですか？

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H22高円宮杯 東京都予選 3回戦 vsFCトリプレッタ

試合の時間を刻む時計は後半の35分近くを示し、このままスコアレス・ドローで前後半を終え、先週に続くPK戦かと思った、その瞬間に、主審が鋭くホイッスルを鳴らし、トリプレッタ側ゴールのPKマークを指し示した。Forza`02のPKだ！
トリプレッタ側のペナルティエリア内、だんご状態の中で相手のファールを誘った形となった。蹴るのは、やはりエースの10番。落ち着いてゴールマウスの右上にズドンと決めた。
リスタートでトリプレッタがキックオフのボールを大きく蹴りだした瞬間に、試合終了のホイッスルが吹かれた。

試合会場となった清瀬内山Gは、朝からの雨で人工芝の上に完全に水が浮いていた。試合中には、コーチの声が聞こえなくなるくらい強く振る瞬間もあり、ドリブルやパスによる攻撃は、全く期待できないような状況だった。Forza`02は、裏のスペースにボールを運んで、最低でもCKを取ることを意識した攻撃を企図していたが、相手のDFも、そこは粘り強く守り、なかなか思うように攻めることはできなかった。ただし、相手に攻められて危険な状態となることもあまりなかったように思う。

雨の日の試合は、とにかく集中力を切らさないことが大事だと言われるが、今日の両チームはギリギリのところで、良く集中していたと思う。水たまりでボールが止まるかと思うと、少し離れたところでは止まらずにボールが走る、というピッチ状態の中、お互いに身体を張って守りきったゲームだった。U15の選手及び関係者の方にとっては、きっと記憶に残る試合のひとつとなるのではないか。

これで、関東予選進出まであと1勝となった。今日の勝利は、チームの士気を盛り上げるには、最高の展開だったと言える。この勢いで、ひとつ目の目標をまず、達成して欲しい。

今日のU14出場選手は、先発でDFのKenと右サイドバックのYuk、前半の途中交代でFWにGenkが入った。Yukは、前半途中で交代となったが、ピッチコンディションが悪かったので、いつものような右サイドからの攻撃参加は思うようにできなかった。ただ、たしか1本ミドルで鋭いシュートを放ち、会場内にどよめきを沸かせていたと思う。惜しいシュートだった。
Genkは、今日も最前線で身体を張って戦っていた。もはや水たまりではなく、プール状となったピッチの上で、水しぶきを上げてボールに向かって行っていた。最後まで集中したナイスファイトだった。
Kenは、今日もフル。もう、U15チームということをあまり意識しなくなっているかもしれないが、DFの要という責任あるポジションで、いつも通りの安定したパフォーマンスを見せた。U15チームに帯同することで、きっと、精神的にもかなり成長しているのではないか。冷たい雨の中でのタフな試合だったが、明日はU14の公式戦初戦となる。各選手には、体調を整えて、また、ベストパフォーマンスを見せて欲しい。

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H22高円宮杯 東京都予選 2回戦 vs帝京FC

18時15分、帝京のキックオフで始まった試合は、1回戦の両国FC戦の時とは違い、Forza`02が一方的に押し込む展開とはならず、お互いに攻守の場面をくり返す均衡したゲームとなった。

先制点はForza`02。前半7分左サイドからのコーナーキックに、今日は先発出場のU14のNaitがファーサイドで頭を合わせ、逆サイドのサイドネットを揺らした。このまま終わるかと思われた前半35分、ゴール正面から放たれた少し山なりの帝京のミドルシュートが、少し前にポジションを取っていたGKの頭を超えてゴールに吸い込まれ、1-1の同点でのハーフタイムとなった。
後半も、お互いに好機を作るものの、得点には至らない。何度か、帝京FCのFWに抜け出される危ない場面があり、ゴールに迫られたが、DF陣が身体を呈して攻撃を食い止めた。Forza`02も裏のスペースから攻める攻撃を繰り返したが、帝京のDFを完全に崩すことはできなかった。帝京FCが、左サイドからのスローインをゴール前にロングスローで入れてきたボールを、ゴール前の混戦からForza`02がクリアしたところで、1-1のスコアのまま後半終了の笛が吹かれた。

2回戦の段階では、延長戦はなく、PK戦で決着をつけることとなる。先攻は、Forza`02。
お互いの一番目の選手とForza`02の二番目の選手がゴールを決めた後、帝京の二番目の選手がゴール左下隅を狙って蹴ったボールをForza`02のGKが身体を投げ出して手の先に当てて、ゴールを阻止した。Forza`02は、五人目まで全ての選手が落ち着いてゴールを決め、五人目の選手がゴールを決めたところで、Forza`02の勝利が確定した。

昨年は、関東大会に進出した両チームであるし、昨年の帝京FCは関東の代表として全国にも出場している。今日のゲームを見て、帝京FCの今年のチームも強いチームになってきていると思った。東京都予選の2回戦で終戦となるのは、少し惜しかったようにも思う。
いずれにしても、Forza`02としては、ひとまず昨年の本大会関東予選での借りを返した、ということで、そのプライドの一端を示したことになるだろう。東京都予選突破まであと2つ。今日のPK勝利での盛り上がりを次の試合にも繋げたいところだ。

ところで、今日の試合にもU14の選手が出場していた。先発で得点を上げた中盤のNaitの他に、先発FWのGenkと、すっかりDFの要となっているKenの3人だ。
Genkは、トップのポジションで献身的にボールを追い、ポストプレイヤーとしての役割を果たしていた。シュートをあまり撃てなかったのが少し残念だが、相手もあることだし、やむを得ないか。
Kenは今日もフル出場だった。これまで出場しているU15の試合では、ほとんどフル出場だろう。最終ラインの真ん中で、DF陣の最後の砦として踏ん張っている。後半、相手のエースFWと一対一となる「今日いち」の危険な場面でも相手の足元にスライディングしてシュートを防いでいた。声掛けも良くできているし、感心する。
U14選手のU15チームでの活躍は、U14の他の選手の励みにもなる。U14の代表として、これからもガンガン行ってくれ！

H22高円宮杯 東京都予選 1回戦 vs両国FC

今日は、高円宮杯の1回戦が東伏見Gで行われたので、夕刻、自転車で駆けつけた。先週は、関東チャレンジの第1節で町田JFCに思わぬ苦杯を舐めたU15チームであるが、高円宮杯は、全国へ繋がる最後の大会でもあり、全日本クラブユースの東京都予選・関東地区予選で見せた粘り強い戦いを再び期待したいところだ。

18時30分にキックオフした試合は、終始Forza`02ペースで進んだ。これでもかというくらい、攻め続け、シュートを浴びせるForza`02であったが、シュートは何度となくゴールポストやクロスバーを叩き、「カーン」という音がピッチに響くと、その度に両国応援団の安堵の声とForza`02応援団のため息が混じり合う。このまま、終了かと思われた前半終了間際に、今日も途中出場のエースが右サイドペナルティエリアの少し外の位置で左足から放った強いシュートはGKの手をはじいて、ゴールネットを揺らした。前半は、そのまま終了。
後半に入ってからも、Forza`02は両サイドからクロスを上げ続けるが、なかなかフィニッシュが決まらない。22分、ようやく右サイドからのコーナーキックのボールをゴールに押し込んで2-0とし、そのままのスコアで終了の笛を聴いた。
今日は、球際でも相手にポジションを譲らず、競り勝っていたし、相手に攻め込まれてシュートを撃たれたシーンも前後半それぞれ一度だけで、「やられた」という感じはなく、ほぼ完勝だったと言えるだろう。

高円宮杯の東京都予選は、15チームずつのトーナメント戦がA〜Dの4グループで行われており、各グループの1位チームだけが関東予選に進むこととなる。今日、勝ち進んだので、後3回勝てば、関東予選に進むこととなる。次の相手は、帝京FC。帝京FCと言えば、昨年のU15チームが高円宮杯の関東予選の2回戦で対戦し、嵐のマリノスタウンで惜敗した相手だ。ホーム東伏見で、昨年の借りを返す絶好のチャンスとなった。

ところで、今日の試合にU14のYukが右サイドで先発出場していた。U15チームでの出場は、初めてではないかと思うが、何度となく右サイドを駆け上がり、良い形を作っていた。U14チームでも同じポジションで出場することが多いので、あまり違和感なくプレイしていたように見えた。相手の技術ポテンシャルとのレベル差を割引いて考えても、十分合格点だろう。この時期、U15チームの台所事情はよくわからないが、U14の選手が起用されていると、試合の中でまた注目できるポイントが増えて、集中して観戦できる。すっかりU15に定着しているKenともども、活躍を期待したい。