TM vs大宮FC @西遊馬G ['10 U14]
このところ朝夕は、ようやく過ごしやすくなってきたが、昼間の日差しは、まだ鋭く肌を刺す。今日の西遊馬グラウンドは、ほとんど風もなく、座って観ているだけでも額に汗が浮かんでくるような陽気だった。
今日は、U14の主力選手10人は、U15チームとの練習に参加するため、TMには参加していなかった。GK3人とFP27人の合計30人で30分×6本のゲームをこなした。西遊馬Gといえば相手は大宮FC。大宮FCとは、4月に一度この場所で対戦しており、U14になってからは二度目の対戦だ。
TMの結果は、以下の通り。
1本目;1-0(得点;Taro)
2本目;2-1(得点;OG、Hira)
3本目;1-0(得点;Genk)
4本目;0-0
5本目;2-2(得点;Taro×2)
6本目:1-1(得点;Kaor)
「相手の裏のスペースをエグって、ゴール前に折り返す」というのが今日のテーマだったようで、何度となく、裏のスペースへボールが出た。得点の内の何点かはその形で得られたものだ。裏のスペースからマイナス気味に上がるクロスは、確かに得点に結びつきやすいのだが、普通にパスを繋ぐだけでなく、どこかで「仕掛ける」動きが入ると更に得点に繋がる確率が上がる。
サイドの選手からFWに当てて、中盤に落とし、ここから裏に駆け込むサイドの選手にもう一度ボールを繋ぐ、というプレイがダイレクトの早いパス回しでできると、裏に駆け上がったサイドの選手がフリーな状態でラストパスを出すことができる。「仕掛け」のひとつの形だ。今日のゲームの中でも一度、左サイドでこの流れでのパスが繋がった。得点には繋がらなかったが、可能性を感じるシーンだった。安太郎によると、練習でも取り組んでいるらしく、その成果のようだ。
また、KyosuやFukusのような足の早い選手が相手のDFを置き去りにして裏のスペースに侵入してきて、クロスを上げるシーンも何度かあった。彼らが走れるような形を作ることができれば、これも、また強い武器のひとつとなる。
一方、今日は失点も多かった。カウンター気味に攻められた時に相手の攻撃の選手を止めることができず、失点していた。崩されているわけではないのだが、1対1でひとつ抜けられ、走られてしまうと、やはり厳しいものがある。
安太郎、ガンバレ。
今日は、3本目が終わったところから、試合が終わる度に罰走が始まった。どうやら、試合で声が出ていなかった選手が対象となっていたようだ。コーチが選手達に話しているのを聞いたのだが、ベンチで試合を見ていた選手達が罰走の対象となる選手を決めていたようだ。
コーチ「○○は声が出てるか」
ベンチ選手「出てる」
コーチ「●●は」
ベンチ選手「出てない」
という具合か。
何回目かの罰走選抜にGenk、Shimashu、Kyosuの3人が選ばれて、スタート地点に立った時に、Mコーチが「バッタを捕まえたヤツは、罰走免除」と告げると3人でグラウンド上を跳ねているパッタを追いかけだした。(遠くから見ているとわからながったが、このグラウンドにはバッタがたくさんいたらしい。)すぐにGenkが捕まえて、罰走免除となった。さすが、Genk。こんなところでも狙ったバッタ(ボール)は逃さない、というところか。
罰走の効果で、4本目くらいからは、非常に声が良く出ていた。声が出ていると、試合も気持ちも盛り上がるし、元気が出る。本来必要なお互いの声掛けもスムーズになるだろうし、必要なことだ。
罰走がなくても、声出さないとね。
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