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日本クラブユースサッカー選手権(U15)大会/関東予選 決勝戦 [’10 U15]

3位決定戦が終了した後、引き続きカシマスタジアムで行われた東京ヴェルディ対鹿島アントラーズJYの決勝戦を観戦した。各々、前日の準決勝を快勝で勝ち上がってきており、どのような点の取り合いとなるだろうかと想像を逞しくしていたのだが、試合は思わぬ展開となった。

前半、立ち上がりから鹿島がボールを支配する時間が続いた。比較的早い時間に右サイドからのクロスをゴール前でFWが簡単に頭に合わせ、鹿島が先制した。鹿島は、ここまでは良かったのだが、その後ヴェルディのパスサッカーの本領が発揮される。
前半の終盤に、細かくパスを回すヴェルディは、左サイドからゴール前に出たスルーパスにFW(?)の選手が反応し、DFより先に触ったボールをゴールに流し込み、同点とした。
後半になると、ヴェルディが完全にゲームを支配した。そのボール回しは更にレベルが上がり、2点を追加して、3-1の逆転勝利での優勝となった。
後半は、鹿島は本当に何もできず、サッカー業界的に言えば、「チンチンにされた」という状態だった。観客席に詰めかけた鹿島の応援団は声を鎮めてしまい、選手の名前を掲げた幟(のぼり)は空しく風になびいていた。
試合の中で東京ヴェルディが、ものすごく狭いスペースの中でパスを繋げるのには、驚かされた。昨日の記事にコメントをいただいていたが、Forza`02がやられたのも、あれだったのか。もちろん練習し、努力しているのであろうが、正直なところ、あの足技には、かなわないと思った。

後半開始の際に、ヴェルディは選手交代でU14チームで司令塔を務める選手(U14では背番号10 )を右サイドに入れてきた。左利きの選手だが、彼もボール捌きが、めちゃくちゃ巧い。同じ左利きの安太郎にも見せてやりたかったが、この試合は残念ながらビデオに取っていなかった。後半の1点目は、この選手がペナルティボックスの右サイドの角あたりで、右足から左足に切り返したボールに少し回転を与えて蹴り、ゴールマウス・ファーサイドの右上コーナーに直接決めた。観客席からどよめきの起こる、今日イチのゴールだった。その後も、広い視野で決定的なパスをいくつも出しており、そのプレイは観ていて楽しかった。Forza`02と対戦しない時には、応援したい注目の選手だ。
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