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H23関東高校サッカー大会東京都予選準決勝 @駒沢第2球技場 [サッカー]

GW中盤の3連休であるが、安太郎達は館山に合宿に行ってしまい、この3日間、Forza`02の試合はない。家でゆっくりするかとも思ったが、東京都サッカー協会のHPで関東高校サッカーの東京都予選の準決勝の試合2試合があるという情報を得たため、東京都の高校上位校のサッカーを見てみたいと思い、妻と駒沢に出かけた。
試合は、以下の2試合。いずれも、好カードであった。
・第1試合;関東第一vs都立駒場
・第2試合;帝京vs国学院久我山
 (前後半40分。延長前後半10分。)


IMG_7645.JPG
■第1試合;関東第一vs都立駒場
  1st half;0-0
  2nd half;1-0
  Total;1-0

印象としては、フィジカルにも優れた関東第一が左右から攻めまくり、都立駒場は、CBを中心としてこれに耐え、守って守って、ボールを奪うとカウンターで、駆け上がるトップの10番に当てて、ゴールを目指すような形に見えた。
後半30分、それまで関東第一の攻撃を凌いでいたのだが、駒場の攻撃のシーンから逆に関東第一がカウンター攻撃を仕掛け、長いボールを受けた11番に左サイドから運ばれ、そのまま鋭いシュートを決められた。
全般的に、関東第一が中盤でパスを回し、ボールを支配する試合展開であったように思う。駒場にもチャンスがなかった訳ではないが、最後までゴールを割ることは出来なかった。


IMG_7700.JPG
■第2試合;帝京vs国学院久我山
  1st half;3-0
  2nd half;0-3
  Ext.1st;0-0
  Ext.2nd;0-0
  Total;3-3
  PK;4-2(帝京○○×○○、久我山○○××)

上のスコアを見てもらえばわかるが、凄い試合だった。
前半は、ほぼ一方的に帝京のゲーム。
裏のスペースに長いボールを蹴り込み、俊足の前線メンバーがこれを受けて、攻撃を繋げる。得点は、最初の2点がセットプレイからの流れでゴール前でのヘディングシュートで入った。3点目は、右サイドで運んだボールを、途中ワンツーも入れてゴール前まで繋げ、最後は前半何度も危ない場面を演出していた7番の選手が綺麗にゴールを決めた。体格的にも帝京のゴツさが印象的だったので、「けっこう力の差があるのかな」、「3点も入ったら試合は決まったな」と思った。そう思ったのは、きっと私だけではないはずだ。ところが、後半になるとこの様相は一転した。

後半は、ほぼ一方的に国学院久我山のゲーム。
ベンチから「蹴るな、繋げ、ボールを動かせ」という檄が飛ぶ。これをピッチ上の選手が忠実にやってみせる。後ろでボールを回しながら、タイミングを見て、後ろの選手がゴール前の中央の位置に動いて入ってくる選手に早いタテのボールを入れると、そこから非常に狭いスペースの中で、このボールを短いダイレクトパスで繋げ、帝京DFの間を抜けて、GKの前までボールを運んだ。

後半10分、34分、そしてロスタイムに入った41分、国学院久我山の得点シーンは、3回とも同じようにボールがGKの前まで運ばれた。34分のシーンでは、帝京の選手が、たまらず後ろから倒してしまいPKとなり、これを10番の選手が決めた。ロスタイムでの同点弾のシーンでは、上記の流れで国学院久我山のパス回しで帝京DFの壁が切り裂かれ、ネットが揺れると会場中から大きい歓声が上がった。

別にどちらを贔屓にしているというわけでもないのだが、流れとしては、前半劣勢であった国学院久我山を応援し、最終的には3点差を追いついたので、とても見応えがあり、面白いゲームとなった。
「あの前半は何だったんだろう」と思うほどの試合展開の変化に、的確な戦術の指示とそれを具現化する選手の力量があれば、試合を変えることが出来るのだということを学んだ気がする。

この後の延長戦とPK戦も見応えがあったが、PK戦を勝ち抜いたのは、帝京であり、「帝京魂」を最後に見せたというところか。

わざわざ、駒沢まで出向いた甲斐があったと思う今日の2試合であった。
4チームともナイスゲーム!
明日の決勝「関東第一vs帝京」も楽しみだ。
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