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共有、共感 [サッカー]

Forza`02 U-15の選手たちは、今、まさに受験のまっただ中。私立の推薦入試は、既に結果が出ているが、都立の推薦入試の発表が明日2月2日、多くの私立の一般入試は2月10日〜12日、都立の一般入試が2月23日、埼玉県立の一般入試が3月4日。最後の試験まで、1ヶ月余り。もうひと踏ん張りというところだ。
ガンバレ受験生!

クリスマスカップ以来、U-15の試合がないため、週末の時間を少し持て余しており、撮り溜めた試合映像や写真の編集に時間を費やした。
編集した映像を見ていて思うのは、Forza`02の3年間で素敵な時間をみんなで共有してきたな、ということ。U-15の選手たちだけではなく、監督もコーチも保護者の方も先輩も後輩も、そうではないだろうか。

感動のシーンもあれば、残念なシーンもあるが、その全ての時間をみんなで共有してきた。ひとつの目標に向かって、みんなで気持ちを合わせて、歯を食いしばって取り組んできた、そのプロセスが最終的に結果に繋がらなくても、その時間を共有してきたことに大きい意味がある。
共有するシーンの中で、気持ちが繋がれば、共感が生まれる。共感できる仲間たちがいるのは、幸せなことだ。編集した映像を見ていて、私もその幸せな感情を覚えた。


既に私立推薦で進学先が決定したU-15の一部の選手たちは、この寒空の中、2種での舞台に備えて、自主練習に励んでいるようだ。
共有できる残りわずかな時間を大切にしたいものだ。
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東京都クラブユースサッカーU-13選手権、U-14選手権 [サッカー]

東京都クラブユースの今年度最後の公式戦、東京都クラブユース選手権がU-13、U-14ともベスト8までの戦いを終え、各8チームが出揃った。

Forza`02は、今年度はU-13、U-14とも3次リーグを勝ち上がり、決勝トーナメントにコマを進めていた。U-13チームは、昨日2回戦を戦い抜いて、ベスト8進出となったが、U-14は残念ながら今日2回戦でジェファにPK負けとなり、9位決定戦に進むこととなった。

各カテゴリーのベスト8の顔ぶれは、以下の通り。
■U-13
 FC東京深川(シード、2次上位リーグAグループ1位)
 Forza`02
 暁星中
 三菱養和巣鴨(シード、2次上位リーグDグループ1位)
 帝京FC(シード、2次上位リーグCグループ1位)
 FC多摩
 横河武蔵野
 FC東京むさし(シード、2次上位リーグBグループ1位)

■U-14
 FC東京深川(シード、2次上位リーグAグループ1位)
 三菱養和調布
 FC東京むさし
 三菱養和巣鴨(シード、2次上位リーグDグループ1位)
 横河武蔵野(シード、2次上位リーグCグループ1位)
 帝京FC
 ジェファ
 東京ヴェルディ(シード、2次上位リーグBグループ1位)

FC東京深川、FC東京むさし、三菱養和巣鴨、帝京FC、横河武蔵野の5チームが両カテゴリーでベスト8に進んでいる。ベスト8に残っているチームは、いずれも力のあるチームばかりであり、来週以降また厳しい戦いが続くことが予想される。今年も決勝は2/18に西が丘サッカー場で行われるようだが、ここにコマを進めるのは、どこのチームだろうか。

Forza`02 U-13チームは、次の3回戦でFC東京深川と対戦する。相手は、シードなので、次の試合が初戦であり、勝利を積み重ねてきたForza`02とは、試合への入り方が違ってくるはずだ。先制して試合の流れを早く掴み、Forza`02ペースで試合を進める状態を作りたいところだ。

今年も西が丘でエンジのユニフォームの躍動する姿を是非見たいものだ。
ガンバレ、Forza`02 U-13!!
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全国高校サッカー選手権大会 閉幕 [サッカー]

12月30日に始まった今回の大会も、今日の国立競技場での決勝戦、市立船橋vs四日市中央工でその幕を閉じた。
今日はTV観戦であったが、また、言葉では書き尽くせない感動を覚える決勝戦だった。選手権の試合では、TVの実況がそれを煽るところもあるが、頑張る選手たち、あるいは試合に出ていない選手たち、応援する仲間たちの気持ちが、こちらに強く伝わってくる。その強い気持ちにこちらの心を動かされるところが、選手権たる所以であるが、なんとも言えない気持ちにさせられる。
勝者、敗者に分かれてしまうのが試合の常であり、やむを得ないが、勝った市立船橋にも負けた四日市中央工にも、今日の素晴らしい決勝戦に対して、全国から大きな拍手が送られたことだろう。


今回の大会にも、3つのチーム(国学院久我山、東久留米総合、青森山田)でForza`02出身の選手6名が登録メンバーとしてメンバー表に名前を連ねていた。いずれのチームも国立競技場には届かなかったが、全国大会の場に毎年OB選手を送り出せてるということは、Forza`02の現役の選手たちにとっても、励みになるはずだ。来年の大会で、見知った顔が選手権のピッチの上で活躍することを期待したい。

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全国高校サッカー選手権大会 開幕戦 国学院久我山vs東海大五 @国立競技場 [サッカー]

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年末から年始にかけてのこの時期、各年代のサッカーの大会が盛りだくさんで、コンテンツには事欠かない。今日から、高校サッカーの集大成、選手権が始まった。

開幕戦に東京都B代表の国学院久我山高が出場するので、国立競技場に出向いた。
昨日、天皇杯の準決勝で、横浜Fマリノスと京都サンガが熱戦を演じたピッチの上で、今日は選手権の開幕戦。同じピッチの上で、1日おいて元旦には、全日本女子サッカーの決勝戦(INAC神戸vsアルビレックス新潟レディース)と天皇杯の決勝戦(FC東京vs京都サンガ)が行われる。まさに日本サッカーの聖地たる国立競技場である。
今日もそのきれいに整備されたピッチの上で、素敵な試合を見せてもらった。

「パスサッカー」を標榜する両チームは、お互い、その前評判に違わない早いパスワークで、攻め合う展開となった。得点の機会は、最終的なスコア以上に多くあったのだが、双方ともGKを中心とする堅い守りで、最後のラインを簡単には割らせない。
結果的には、2-1で国学院久我山が勝利し、2回戦に進んだが、東海大五も前評判通りの力のあるチームだという印象を持った。

今日は、メインスタンド側が指定となっていたため、バックスタンドの国学院久我山の応援席の片隅で観戦した。そこにいて分かったのは、選手権の応援席はチームのOBやその親たちの同窓会的な場となっているということだ。久しぶりに合わせる顔に思わず笑顔を浮かべ、懐かしさを覚える声が、そこらじゅうでたくさん聞かれた。母校のチームの全国大会出場というイベントに、昔の仲間や関係者たちが集い、母校のチームを応援する。高校サッカーのひとつの醍醐味かもしれない。応援席の活気は、そんな母校愛に裏付けられたものだ。私も、配布された応援グッズ(バレーポールの応援でよく使われている、棒状に膨らませたもの。両手に持って、拍手する。)で、母校愛の集団に混ざって応援した。ただ1つの疑問は、このグッズ、なぜオレンジでなく青色か?

しばらくは、選手権を楽しみたい。
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フットサル @adidas FUTSAL PARK 池袋 [サッカー]

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最近、安太郎の兄のサッカー活動が活発だ。今日は、先輩Ohtakさんのチームのフットサルの大会参加で、午後から池袋に出かけて行った。安太郎も夕方からの練習前のウォーミングアップを兼ねて、同行して行った。安太郎は、以前にも二度参加したことのあるチームであるが、どうも楽しいようだ。
私も買い物がてら池袋に出かけ、その「楽しい」というフットサルを観戦した。

「adidas FUTSAL PARK 池袋」は、池袋のヤマダ電機(もと三越があったところ)の屋上階にある。私も初めて行ったが、コートは、28m×15mのコートが1面あるだけだ。国際試合でのフットサルコート規定は、最小でも38m×18mということなので、28m×15mというのは、かなり狭いコートだ。まあ、アマチュアが楽しくやるには、程よい広さかも知れない。コートが1面だけなので、必然的に待ち時間が長くなるが、そこは場所柄、時間をつぶすところは廻りにいくらでもあるので、その点では問題ない。

今日の大会は、8チームを4チームずつの2グループに分けてリーグ戦を組み、各グループの同順位同士で最後に戦うというレギュレーションのようであった。大学生から社会人1、2年生くらいの比較的、若い年齢層のチームばかりだった。グループリーグは、10分1本、順位戦は12分1本。

チームは、グループリーグで3-0、3-0、2-1と快調に勝利を重ね、1位通過で決勝に臨んだ。決勝の試合の始まる前に、対戦相手チームの会話を小耳に挟んだところでは、相手チームにはサッカー経験者が少なく、野球、テニス、重量挙げ(?)といった多様なスポーツ経験者の集まりだったようだ。「『重量挙げ』であの足さばきか」と、チームの中でも感心されていた。どうりで、フィジカルが強いわけだ。
Ohtakさんのチームは、サッカー経験者+現役(安太郎)なので、楽勝かと思いきや、そういかないところがサッカー・フットサルの難しいところだ。決勝戦は、0-3で負けてしまった。イブラヒモビッチのような風貌の背の高い選手にやられた。

今日のチームは、先日とは違って、サッカー経験のあるメンバーが集まっていたので、安太郎は、早く強いパスを通してアシストしたり、シュートを決めたりと、たしかに楽しそうにプレイしていた。試合を待っている間も、チームの中では、笑い声が絶えない様子が見て取れた。安太郎いわく「神」のような「笑いの天才的キャラクター」がいたようだ。

サッカーには、本来こういう楽しい面もあるのだろう。ある意味、原点かもしれない。
たまには、こういう息抜きもよいものだ。


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セレクションの記憶 [サッカー]

ジュニアユースチームのセレクションが各地で行われている。Forza`02の今年度のセレクションも日曜日に東伏見Gで行われたようだ。

早いもので、もう3年が経ったということだ。安太郎がForza`02のセレクションを受けたのは、2008年(平成20年)11月30日。あの日も確か寒い日だった。
その頃は、ジュニアユースのサッカーについて、ほとんど知見がなかったので、セレクションを受ける選手の多さにただ驚き、知らない選手がみんな上手く見えたものだ。

セレクションのメニューがひと通り終わったところで、安太郎は、最初の選抜組(合格者)には入ることができなかったが、「最後にもう一度全面ゲームで選手を見ます。」ということで始まった全面ゲームに参加した。
小学生にとっての全面コートは、未知の広さ。それまでの練習会やセレクションでのゲームは1/4コートであったり、半面コートであったりしたわけで、全面コートではやっていない。広さに対する順応性、視界の広さ、パスの精度、体力等、見られるポイントはいくつもあるだろうが、とにかく何かがアピールできなければ、最後の選抜組に入ることはできない。

安太郎が入ったポジションは、確か左サイドバック。本来、前目のポジションで攻撃に絡むところが持ち味のはずだが、セレクションでは、前の方のポジションの取り合いで、なかなか希望するポジションにつくことができない。事前の練習会でも後ろ目のポジションをやっていることが多く、「また、バックやってるよ。大丈夫か。」と私は胸の中で毒づきながら応援していた。
バックのポジションで落ち着いている場合ではないというのは、安太郎も認識していたようで、途中、最後列からドリブルでサイドを駆け上がり、シュートまで持って行く場面を創り出す。全面ゲームの中では、ほぼ、このワンプレイだけだったが、ゲーム終了後に名前を呼ばれた。
私もその瞬間には、大きく息を吐いた。
セレクションは、選手も親もメンタル面でのプレッシャーが大きく、緊張感のあるものだ。

セレクションというイベントの性格上、最後に明暗が分かれるところは、小学生にとっては少し酷かもしれないが、そういう世界なので割り切って考えるしかない。ただ、長い目で見れば、ここでの明暗は、ほんの一瞬のことである。この先「暗」を「明」に転ずることは容易にできるはずだし、「明」を「暗」にしないためには、必ず努力が必要なのだ。まだしばらく、セレクションの季節は続くようなので、選抜されなかった選手は切り替えて行くしかない。頑張っていれば、きっと見いだしてくれる指導者はいると信じたい。
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8人制ソサイチ大会 @ヴェルディG [サッカー]

安太郎は、兄からの助っ人要請を快く受け入れ、午後から読売ランドのヴェルディグラウンドに出かけて行った。夏の日本クラブユース関東予選一回戦のFRIENDLY戦以来のヴェルディグラウンド。安太郎にとっては、ゲンの良い場所だ。

助っ人で入ったチームの参加している大会は8人制のソサイチ。コートはハーフコートで、ゴールもジュニアサイズのゴールとなる。ピッチは、小学生の時にダノンカップで戦った観客席付きの方のコートだったようだ。

安太郎が助っ人として参加したチームは、兄の大学のサッカーサークルのチームで、兄も助っ人(?)なのか、8人制の大会なのに、選手が8人しか集まっていない? 安太郎がいなかったら、棄権する羽目になっていたところだ。この辺から少し雲行きが怪しい。

参加チームは7チームで、総当たり戦ではなく、1チーム4試合で総勝点を争うレギュレーションだったようだ。7分ハーフでの前後半というから、全試合で
 7分×2(前後半)×4試合=56分
の運動時間となる。交替選手がいないので、全員がフル出場したわけだが、間に休憩も入るので、安太郎にとっては、なんということもなさそうな時間だ。

試合は、0勝1分3敗という残念な結果だったようだ。総得点も1点では、さすがに勝てない。唯一の得点は、安太郎がゴール正面でのFKを直接決めたものだというから、助っ人として、なんとか一矢を報いたというところか。
安太郎の兄も、最近身体を動かしている訳ではないので、きっと身体が切れなかったのだろう。

次に機会があれば、Forza`02の強力助っ人をもう一人招集することを勧めておこう。

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自立と自律 [サッカー]

先週の週末、久しぶりに安太郎の兄の友人Kentaが我が家を訪れてくれた。
「この家に必要な雑誌」と言って、買ってきてくれたのが、雑誌「Number」791号。
メインテーマは「日本サッカー育成最前線 世界で戦えるサムライの作り方」。
既に読まれている方も多くあるだろうが、雑誌の記事に綴られていた記事の中で、目の止まるものがあった。

現U-15日本代表監督・吉武博文氏のインタビュー記事。
『重要なのは、自分たちで問題を見つけ、それを自分たちで解決できるようになること。一言で言ったら、”ジリツ”ですね。』
今夏のU-17ワールドカップの準々決勝でブラジルと対戦した際に、ブラジルU-17チームとの顕著な差を感じた部分として述べている。

『本来であれば、家庭生活や学校生活で培うものだと思いますが、今の日本の社会ではなかなかそうなっていかない。それは社会全体の問題だと思うので、仕方がないところもあるんですが、サッカーのなかでは、それが大きなウィークポイントになってしまうんです。』

吉武氏は、”ジリツ”は”自立”と”自律”の両方の意味で捉え、選手を”ジリツ”する方向に導くことを育成理念としているという。

『選手にはいろいろなことを考えてもらって、それがよかったのか悪かったのか、そのとき自分は何をしなければいけないのか、といったことに気づいてもらいたい。大事なのは疑似体験をすること。ジリツのためには、いろいろな経験をすることが大切なんです。』

ボールを蹴る、止める、という基本的な動作は、足が勝手にやるのではなく、頭や心がコントロールするものなので、そこを刺激し、鍛えることでサッカーのパフォーマンスを上げるという、ある意味シンプルな考え方だ。

解釈として、”ジリツ”というのは、監督やコーチに言われなくても、自分たちでやらなければいけないことを正しく想起し、ピッチの上で実行することができるようになるということだろう。
試合中、局面に応じてベンチから出る指示を選手があらかじめ想像でき、スッと自分の中で咀嚼して消化できる、というのは、確かに理想的だろう。

吉武氏はU-15の世代からそういう面における選手の質を上げる指導・育成を指向している。各ポジションの役割の理解を深めるために、ポジションを固定せず、様々なポジションを経験させるということもそのひとつの施策だろう。
上位の世代とは少し異なる選手の育成が、うまく浸透してくれば日本のサッカーのランクももうひとつ上がるかもしれない。

日本のサッカーについて真剣に考えている人が、代表の指導者として存在しているのは、非常に頼もしいことだ。
安太郎たち一般サッカ人にも、考えることはできるはず。
”ジリツ”できるかどうかは、本人の意識の持ち方次第だ。

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全国高校サッカー選手権大会東京都大会決勝 [サッカー]

安太郎とサッカーを観に行くのは久しぶりだ。家内と3人で東京都高校サッカーの聖地「国立西が丘サッカー場」での、全国高校サッカー選手権の東京都決勝戦2試合を観戦した。2試合とも決勝に相応しい素晴らしい試合だった。
選手たちのひたむきな姿勢は、私たちのような第三者にも伝わってくるものがある。今日の2試合にも強い感動を覚えた。

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■Aブロック決勝
 都立久留米総合高 2(1-0、1-2、0-0、0-0)2 関東第一高
       PK 5-4
 
準決勝での7-0という圧勝の結果を受けて、前評判では関東第一高優勢の声が高かったようだが、試合は久留米総合高が先制した。しかも追加点を奪って2-0で試合終盤を迎える展開に、もはやこれまでかと思った人が多かったのではないかと思う。しかし、関東第一高は、あきらめない。後半の38分という時間帯から2点を追いついた。
久留米総合高は、この2点目の失点の際にGKが傷んでしまう。4人の交替選手枠を使い切っていたため、FPがGKに入らざるを得ないという非常事態となり、流れは関東第一高という感じになってきた。ところが、このいったんピッチの外に出たGKが治療を受けて再び登場し、延長の後半とPK戦を闘うことになる。珍しい展開だ。
延長戦の前後半各10分をスコアレスで終えた後のPK戦は、関東第一高の5人目の選手の蹴ったボールがクロスバーにはじかれ、長かった試合にピリオドが打たれた。

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■Bブロック決勝:
 国学院大久我山高 3(0-0、1-1、0-1、2-0)2 vs 早稲田実業高

1試合目に続いて延長戦にもつれ込んだ試合は、まさに「シーソーゲーム」。後半23分にゴール前でのパスワークから先制した国学院久我山高は、後半30分までこの得点を守っていたが、ディフェンスが自陣でボールをカットされて、追いつかれる。延長に入るとその前半7分、早稲田実業高が強いシュートをGK正面に放つとこれをGKがハジいてボールはゴールに転がり込んでしまう。ここで早稲田実業高が2-1とリード。
延長後半5分、国学院久我山高が再びパスワークからゴール前にきれいなスルーパスを通し、正面からズドンと決めて追いつく。2試合目もPK戦かと覚悟した試合終了間際、右サイドペナエリアの少し外の位置で得たFKを10番が低いボールでゴール前に上げると、2番の選手が頭で合わせてネットを揺らし、勝ち越し。そのまま試合終了の笛。
国学院久我山高にとっては、劇的な結末となった。

■Forza`02のOB
今日の2試合にForza`02のOBは3人出ていたようだ。
東久留米総合高のセンターバック(2年生)、国学院久我山高のフォワード(3年生)、早稲田実業高のフォワード(3年生)の3人。やはり、試合を見ていても応援したくなってしまう。今日の試合の結果、東久留米と国学院の彼らが全国大会にも出てくることとなるはずだ。また、応援に出向くこととなるだろう。

また、大会プログラムを見ると、都大会に出場している47チームで30人のForza`02OBの選手名が掲載されている。1年生で出場している選手もいるので、来年のプログラムには、安太郎の世代のOB選手の名前が載るかもしれない。
もっとも、その前に高校に入らなければならないが。
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H23関東高校サッカー大会東京都予選準決勝 @駒沢第2球技場 [サッカー]

GW中盤の3連休であるが、安太郎達は館山に合宿に行ってしまい、この3日間、Forza`02の試合はない。家でゆっくりするかとも思ったが、東京都サッカー協会のHPで関東高校サッカーの東京都予選の準決勝の試合2試合があるという情報を得たため、東京都の高校上位校のサッカーを見てみたいと思い、妻と駒沢に出かけた。
試合は、以下の2試合。いずれも、好カードであった。
・第1試合;関東第一vs都立駒場
・第2試合;帝京vs国学院久我山
 (前後半40分。延長前後半10分。)


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■第1試合;関東第一vs都立駒場
  1st half;0-0
  2nd half;1-0
  Total;1-0

印象としては、フィジカルにも優れた関東第一が左右から攻めまくり、都立駒場は、CBを中心としてこれに耐え、守って守って、ボールを奪うとカウンターで、駆け上がるトップの10番に当てて、ゴールを目指すような形に見えた。
後半30分、それまで関東第一の攻撃を凌いでいたのだが、駒場の攻撃のシーンから逆に関東第一がカウンター攻撃を仕掛け、長いボールを受けた11番に左サイドから運ばれ、そのまま鋭いシュートを決められた。
全般的に、関東第一が中盤でパスを回し、ボールを支配する試合展開であったように思う。駒場にもチャンスがなかった訳ではないが、最後までゴールを割ることは出来なかった。


IMG_7700.JPG
■第2試合;帝京vs国学院久我山
  1st half;3-0
  2nd half;0-3
  Ext.1st;0-0
  Ext.2nd;0-0
  Total;3-3
  PK;4-2(帝京○○×○○、久我山○○××)

上のスコアを見てもらえばわかるが、凄い試合だった。
前半は、ほぼ一方的に帝京のゲーム。
裏のスペースに長いボールを蹴り込み、俊足の前線メンバーがこれを受けて、攻撃を繋げる。得点は、最初の2点がセットプレイからの流れでゴール前でのヘディングシュートで入った。3点目は、右サイドで運んだボールを、途中ワンツーも入れてゴール前まで繋げ、最後は前半何度も危ない場面を演出していた7番の選手が綺麗にゴールを決めた。体格的にも帝京のゴツさが印象的だったので、「けっこう力の差があるのかな」、「3点も入ったら試合は決まったな」と思った。そう思ったのは、きっと私だけではないはずだ。ところが、後半になるとこの様相は一転した。

後半は、ほぼ一方的に国学院久我山のゲーム。
ベンチから「蹴るな、繋げ、ボールを動かせ」という檄が飛ぶ。これをピッチ上の選手が忠実にやってみせる。後ろでボールを回しながら、タイミングを見て、後ろの選手がゴール前の中央の位置に動いて入ってくる選手に早いタテのボールを入れると、そこから非常に狭いスペースの中で、このボールを短いダイレクトパスで繋げ、帝京DFの間を抜けて、GKの前までボールを運んだ。

後半10分、34分、そしてロスタイムに入った41分、国学院久我山の得点シーンは、3回とも同じようにボールがGKの前まで運ばれた。34分のシーンでは、帝京の選手が、たまらず後ろから倒してしまいPKとなり、これを10番の選手が決めた。ロスタイムでの同点弾のシーンでは、上記の流れで国学院久我山のパス回しで帝京DFの壁が切り裂かれ、ネットが揺れると会場中から大きい歓声が上がった。

別にどちらを贔屓にしているというわけでもないのだが、流れとしては、前半劣勢であった国学院久我山を応援し、最終的には3点差を追いついたので、とても見応えがあり、面白いゲームとなった。
「あの前半は何だったんだろう」と思うほどの試合展開の変化に、的確な戦術の指示とそれを具現化する選手の力量があれば、試合を変えることが出来るのだということを学んだ気がする。

この後の延長戦とPK戦も見応えがあったが、PK戦を勝ち抜いたのは、帝京であり、「帝京魂」を最後に見せたというところか。

わざわざ、駒沢まで出向いた甲斐があったと思う今日の2試合であった。
4チームともナイスゲーム!
明日の決勝「関東第一vs帝京」も楽しみだ。
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