TM vs大宮FC、杉並FC ＠西遊馬公園G ['10 U14]
「富士見」という名の付く地名は、その名の通り、「富士山が見える」土地であるということだ。今日のグラウンドのあるさいたま市の荒川を挟んだ反対側は富士見市あるいはふじみ野市だが、朝グラウンドに向かう田んぼ道を走っていく正面に雪で白く化粧した富士山がきれいに見えた。強い北風に雲も吹き飛ばされたのか、朝一番から冬の澄んだ空気を感じさせる景色だった。
ところで、今日は、とにかく風が強かった。サッカーの試合で風とか雨の日には、いつもやっていることがいつも通りにプレイができるかという、集中力がひとつのポイントとなる。みんな、いつも通りにできただろうか。私は風のために（？）観戦に集中できず、1点見逃してしまった。
TMの相手は、大宮FCと杉並FC。大宮FCとは、U-13の時から何度もこのグラウンドで対戦しており、お互いに各ポジションでマッチアップする相手の顔や力加減・プレイスタイルも分かっているのではないだろうか。
杉並FCは、先日対戦したばかりだ。この次、フレッシュカップでも対戦するので、良い印象を残したいところだ。
TMは、各チームと30分の前後半の試合を2試合ずつやった。結果は以下の通り。
・1試合目 vs 大宮FC
1st half；0-0
2nd half；2-0（得点 Nait、Taro）
Total；2-0
・2試合目 vs杉並FC
1st half；2-0（得点 Igayu、Kim）
2nd half；4-0（得点 Kyoi×2、Karib、Yui）
Total；6-0
・3試合目 vs大宮FC
1st half；4-0（得点 Ryuj、Genk、Sho、OG）
2nd half；1-0（得点 ？すみません見逃しました）
Total；5-0
・4試合目 vs杉並FC
1st half；1-0（得点 Igasyu ）
2nd half；1-0（得点 Ond ）
Total；2-0
＊3試合目まで観て、家路についたため、4試合目の結果は、安太郎の報告による。
今日は、いずれも前半が風上、後半が風下という条件での試合であった。とにかく風が強いので、前半は裏のスペースに出すタテのボールは、加減をしないと全てゴールラインを割ってしまう。CKやGKもボールを固定するのが大変そうだった。逆に後半は少し強く蹴っても、戻ってくるので攻め易かったかもしれない。
今日は、点がたくさん入ったが、特にバラエティに富んだ「技ありのシュート｣がたくさんあって面白かった。失点もなく、この調子でいつもやってくれると楽しく観戦できるのだが。
■今日印象に残った「技ありのシュート」（3試合目まで）
（その1）1試合目 Taro
センターバックのKenが最終ラインからドリブルで右サイドを駆け上がり、強いクロスを中央に上げた。これをファーサイドにフリーでいたTaroがダイレクトで合わせ、サイドネットに突き刺した。
（その2）2試合目 Kim
風上のアドバンテージを活かし、センターラインの少し前からミドルシュートを放ち、追い風を受けたボールは、相手GKの手をかすめることもなく、ゴールネットを揺らした。
（その3）2試合目 Karib
右SBのポジションのKaribがその時はゴールの前にいた。右サイドから上がってきた早いクロスをショートバウンドでダイレクトに右足に捉え、良く抑えたボールは、これもゴールネットを強く揺らした。（本当は、オフサイド？）
（その4）２試合目 Kyoi
右サイドKarbのクロスをゴール前にいたKyoiが胸トラップで右足のキックッポジションに落とし、強いシュートでネットを揺らした。
（その5）2試合目 Yui
中央のポジションでDaikが相手DFの間を抜いて出したスルーパスにYuiが反応し、前に出てきたGKの頭の上をフワリと越えるループシュート。Yuiらしくおしゃれに決めた。
（その6）3試合目 Ryuj
左サイドRyoyからのクロスをゴール正面で頭に合わせ、強い弾道でゴールネットを揺らした。最近チームとしてもヘディングの練習を良くやっているようだが、その成果が出たか。
Nait、Genk、Shoのゴールは、いずれもフィールドの中央で相手DFの裏に抜け出して決めたもので、簡単に得点となったように見えた。あんなに簡単に点が取れるなら、いつも取って欲しいと思うようなシーンだった。Igayuは、右サイドからのクロスに対して相手DFの前に巧く身体を入れて、ゴールに流し込んだ。FWとしての身のこなしの巧さは、いつも通りだ。
安太郎も1試合目の前半に右サイドの裏のスペースから相手のDFを抜いて、ペナルティエリアまで入ってくる場面があったが、最後のパスが残念ながら通らなかった。ペナに入ったら、シュートだろうと思うのだが、やはりシャビを目指すのか？
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