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全国高校サッカー選手権大会 開幕戦 国学院久我山vs東海大五 @国立競技場 [サッカー]

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年末から年始にかけてのこの時期、各年代のサッカーの大会が盛りだくさんで、コンテンツには事欠かない。今日から、高校サッカーの集大成、選手権が始まった。

開幕戦に東京都B代表の国学院久我山高が出場するので、国立競技場に出向いた。
昨日、天皇杯の準決勝で、横浜Fマリノスと京都サンガが熱戦を演じたピッチの上で、今日は選手権の開幕戦。同じピッチの上で、1日おいて元旦には、全日本女子サッカーの決勝戦(INAC神戸vsアルビレックス新潟レディース)と天皇杯の決勝戦(FC東京vs京都サンガ)が行われる。まさに日本サッカーの聖地たる国立競技場である。
今日もそのきれいに整備されたピッチの上で、素敵な試合を見せてもらった。

「パスサッカー」を標榜する両チームは、お互い、その前評判に違わない早いパスワークで、攻め合う展開となった。得点の機会は、最終的なスコア以上に多くあったのだが、双方ともGKを中心とする堅い守りで、最後のラインを簡単には割らせない。
結果的には、2-1で国学院久我山が勝利し、2回戦に進んだが、東海大五も前評判通りの力のあるチームだという印象を持った。

今日は、メインスタンド側が指定となっていたため、バックスタンドの国学院久我山の応援席の片隅で観戦した。そこにいて分かったのは、選手権の応援席はチームのOBやその親たちの同窓会的な場となっているということだ。久しぶりに合わせる顔に思わず笑顔を浮かべ、懐かしさを覚える声が、そこらじゅうでたくさん聞かれた。母校のチームの全国大会出場というイベントに、昔の仲間や関係者たちが集い、母校のチームを応援する。高校サッカーのひとつの醍醐味かもしれない。応援席の活気は、そんな母校愛に裏付けられたものだ。私も、配布された応援グッズ(バレーポールの応援でよく使われている、棒状に膨らませたもの。両手に持って、拍手する。)で、母校愛の集団に混ざって応援した。ただ1つの疑問は、このグッズ、なぜオレンジでなく青色か?

しばらくは、選手権を楽しみたい。
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高円宮杯 第23回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 大会結果 ['11 U15]

U-15世代の最後の大会、高円宮杯が京都サンガの優勝で幕を閉じた。
ベスト8までの成績は、以下の通り。

優勝   京都サンガ(関西)(4)
準優勝  柏レイソル(関東)(16)
ベスト4 ジュビロ磐田(東海)(16)
ベスト4 名古屋グランパス(東海)(16)
ベスト8 大宮アルディージャ(関東)(16)
ベスト8 ベガルタ仙台(東北)(予選リーグ敗退)
ベスト8 JFAアカデミー福島(東北)(ー)
ベスト8 清水エスパルス(東海)(優勝)
 ※( )内は、2011日本クラブユースの成績

京都サンガ(関西リーグ3位)は、今季、5月のJFAプレミアカップ優勝、夏の日本クラブユース4位に続く、全国大会での好成績であり、チーム育成の成果が高く評価される。高円宮杯は、U-15世代の総決算となる大会でもあり、上位チーム間の力量差も、そう大きくはないのではないかと想像するに、ここで優勝するということは、並大抵のことではないだろう。
今日は、トップチームも天皇杯で横浜Fマリノスに競り勝ち、元旦の決勝戦へコマを進めている。今日は、サンガの日だったようだ。

柏レイソル(関東1部リーグ1位)は、夏の大会の決勝トーナメントでの敗戦(vsガンバ大阪)から、この大会でのリベンジに向けて練習を重ねてきたようだ。準優勝の成績には満足しないチームかもしれないが、関東地区の代表として立派な成績だ。トップチーム(J1優勝)からジュニアチーム(8人制全国大会優勝)まで、今年はレイソルの年であったといっても過言ではないだろう。下部組織出身の選手がトップチームで活躍できているのは、素晴らしいことだ。

やはりベスト8には、上位の常連チームが名前を連ねている。
今年の関西リーグで圧倒的な成績を残していたガンバ大阪が1回戦で敗退(ジュビロ磐田にPK敗戦で涙を飲む)したところが、番狂わせと言えそうなところだろうか。
JFAアカデミー福島のベスト8進出というのも、素晴らしい。今年は、3.11の地震の影響で、サッカーをする環境には決して恵まれなかったはずで、チーム関係者も苦労されただろう。地域にも活力を与える結果に、大きい拍手を送りたい。

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クリスマスカップ第3日 @赤羽スポーツの森公園競技場 ['11 U15]

最終日、ブロック1位どうしの順位戦は、埼玉県1位のFESTAとの大一番となった。
今日は、平日なので観戦には行けない、となると、いつもならば、安太郎のレポートのはずだが、安太郎がまさかのノロ風邪?・発熱でダウン。昨日は、あんなに走っていたのだが...。
安太郎が病床からメールで情報を集めた結果は、以下の通り。

Forza`02 3(3-0、0-1)1 FESTA
得点;Kim×2、Ayar


後半は、やや押されたようだが、FESTA相手に3-1は完勝と言って良いだろう。
小さいカップ戦でも勝利にこだわることは大切だ。勝利を重ねることで、モチベーションも上がってくるし、プレイに気持ちも入ってくる。周りが見えてくれば、楽しくプレイすることもできるはずだ。

この大会は、選手たちにとっても楽しい大会だったに違いない。良い結果で終えることができたのもあるが、久しぶりに少し緊張感を持ってピッチに立てたことがそうだ。ここが九州のピッチでないのは、相変わらず残念だが...。

良い結果で終わったので、きっと明日からも、この高いモチベーションを維持しつつ、気持ちを切り替えて、勉強にも身が入ることだろう。
私も気持ちよく、年を越すことができます。

優勝おめでとう!
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クリスマスカップ第2日 @赤羽スポーツの森公園競技場 ['11 U15]

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■1試合目
Forza`02 2(0-0、2-0)0 成立ゼブラ
 得点;後半 4分 安太郎
    後半14分 Odak

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■2試合目
Forza`02 7(2-0、5-0)0 東京成徳中
 得点;前半 9分 Igayu
    前半10分 Ayar
    後半 7分 Koma
    後半13分 Ryoy
    後半14分 Karib
    後半27分 安太郎
    後半29分 Yui

今日は、雪でも降りそうな暗い雲が空を覆い、昨日に増して寒い1日だった。
集合したForza`02 U-15メンバーは、フィールド20名、ゴールキーパー2名の合計22名。

1試合目に対戦した成立ゼブラは、昨日すでに2勝を上げており、Forza`02との対戦がAブロックの1位抜けを賭ける試合となった。
試合立ち上がりから、お互いに強いプレスで思うようにはさせない。Forza`02も押してはいるものの、昨日のようにパスが最後まで繋がらず、攻めきれない。攻めきれない様子を見て、Forza`02ベンチは、前半10分という早い時間帯に、YuiとTaroをピッチに送り出す。少し落ち着いてボールをキープできるようになるが、前半は0-0で終了。

後半4分、パスを繋いで左サイド深くエグった位置から、Ryoyがグラウンダーの早いクロスボールをゴール前に入れると、ここに安太郎が滑り込んでGK前でボールにさわり、こぼれたボールを再び安太郎がゴールに押し込んで先制した。昨日もRyoy-安太郎で同じようなゴールがあったが、今日も良いコンビネーションだった。
後半14分には、左サイドでボールを持った安太郎からのパスを受けたKyoiがゴールに向かってドリブルで仕掛ける。相手DFに突っかけてボールがゴール前にこぼれたところを正面から駆け込んだOdakがズドン!と決めて突き放した。
この勝利により、最終戦に勝利すればForza`02が1位抜けの状況となる。

2試合目は、先発メンバーを全取っ替えで試合に臨む。攻めあぐむ展開ではあったが、左右両サイドからのクロスがゴールに繋がり、2-0で前半を終了。
前半が終わったところで、波崎の大会に行っていた監督がピッチに姿を見せ、更にメンバーのテンションが上がる。
後半、スピードの上がったパスで相手を崩し、サイド攻撃、スルーパス、ショートコーナーと多彩な攻撃で得点を重ね、後半5-0、前後半合計7-0と相手を完封した。

これで、Forza`02はAブロックの1位抜けとなり、明日はBブロック1位のFESTAとの対戦となる。
FESTAは、今年の高円宮杯の埼玉県予選で優勝し、関東大会に出場している強豪チームである。クリスマスカップとはいえ、益々手を抜けない相手だ。厳しい試合が予想されるが、昨日今日の試合を見ているとチームの調子も良さそうなので、良い結果が期待できそうだ。

明日は、平日なので決勝を見に行けないのが残念だが、なんとか良い結果で終えて、気持ちよく新年を迎えたいものだ。
ガンバレ、Forza`02!!


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クリスマスカップ第1日 @赤羽スポーツの森公園競技場 ['11 U15]

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Forza`02 15(10-0、5-0)0 山形県立川西中
 得点;前半 1分 Karib
    前半 3分 Odak
    前半 5分 Yuk
    前半 7分 安太郎
    前半16分 安太郎
    前半22分 Yui
    前半23分 安太郎
    前半25分 Kyoi
    前半28分 Karib
    前半30分 Ryoy
    後半 4分 Koya
    後半 7分 Igayu
    後半 8分 Kim
    後半23分 Hira
    後半28分 Kim
     ※後半もう1点??


この時期、夕方の時間帯の試合の観戦には、万全の準備が必要だ。ここのところ、寒気団の影響で東京も気温も上がらず、赤羽スポーツの森公園の観客席にも冷たい風が吹いていたが、ピッチの上ではForza`02の選手たちが熱いプレイを見せてくれた。
Forza`02 U-15チームで集まった選手が、フィールド19名、ゴールキーパー2名の合計21名。前後半の30分を全員交替で戦った。じゃんけんで勝った?Odakだけが60分のフル出場。

Forza`02のキックオフで試合開始。キックオフの笛の余韻も残る試合開始の25秒後には、Odakのスルーパスに反応したKaribが相手DFラインの裏に抜け出し、GKまでもカワしたボールがゴールの中に転がっていた。これまでの試合では見たこともないような絶妙なスルーパスからの得点で幸先良いスタート。

その後も、DFから最前線まで短く早いパスを繋いで、また時には大きいサイドチェンジから相手の形を崩して得点を重ねた。今日は、パスも繋がったが、ボールを受ける各選手の動きも良かったように思う。久々の試合であったが、みんな気持ちよくプレイしているように見えた。
得点も多く入ったのだが、19名のフィールドプレイヤーの内、11名が得点を上げている、というのも珍しいことだ。Forza`02の攻撃の形が多様であったということを示す数字だ。

明日は、2試合。
今日のようなサッカーができれば、結果はついてくる。
Kコーチのコメントの通り、手を抜いて良い試合はない。
明日も頑張ろう!
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【試合情報】第1回北区ウインターフェスティバル @赤羽スポーツの森公園競技場 ['11 U15]

今週末に行われる通称「クリスマスカップ」について、安太郎が情報を得てきたので、紹介する。A、Bふたつのブロックに分かれてリーグ戦を戦い、最後に順位戦をやるようだ。

■Aブロック
 ・山形県立川西中
 ・Forza`02
 ・成立ゼブラ
 ・東京成徳中
■Bブロック
 ・フェスタ
 ・暁星
 ・ヴァリエ都留
 ・北区選抜

12/24(土)
 16:10〜17:25 Forza`02 vs 山形県立川西中
12/25(日)
 13:30〜14:15 Forza`02 vs 成立ゼブラ
 16:10〜17:25 Forza`02 vs 東京成徳中
12/26(月)
  9:30〜  4位順位戦
 10:50〜 3位順位戦
 12:10〜 2位順位戦
 13:30〜 1位順位戦

U-15チームは、今日の練習でもU-14チームを相手にゲームをやり、バルサ並みに早いパスが回っているという。巷では、高円宮杯の全国大会が始まるわけでそっちも少し気になるが、こっちも久しぶりの試合で、楽しみだ。

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フットサル @adidas FUTSAL PARK 池袋 [サッカー]

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最近、安太郎の兄のサッカー活動が活発だ。今日は、先輩Ohtakさんのチームのフットサルの大会参加で、午後から池袋に出かけて行った。安太郎も夕方からの練習前のウォーミングアップを兼ねて、同行して行った。安太郎は、以前にも二度参加したことのあるチームであるが、どうも楽しいようだ。
私も買い物がてら池袋に出かけ、その「楽しい」というフットサルを観戦した。

「adidas FUTSAL PARK 池袋」は、池袋のヤマダ電機(もと三越があったところ)の屋上階にある。私も初めて行ったが、コートは、28m×15mのコートが1面あるだけだ。国際試合でのフットサルコート規定は、最小でも38m×18mということなので、28m×15mというのは、かなり狭いコートだ。まあ、アマチュアが楽しくやるには、程よい広さかも知れない。コートが1面だけなので、必然的に待ち時間が長くなるが、そこは場所柄、時間をつぶすところは廻りにいくらでもあるので、その点では問題ない。

今日の大会は、8チームを4チームずつの2グループに分けてリーグ戦を組み、各グループの同順位同士で最後に戦うというレギュレーションのようであった。大学生から社会人1、2年生くらいの比較的、若い年齢層のチームばかりだった。グループリーグは、10分1本、順位戦は12分1本。

チームは、グループリーグで3-0、3-0、2-1と快調に勝利を重ね、1位通過で決勝に臨んだ。決勝の試合の始まる前に、対戦相手チームの会話を小耳に挟んだところでは、相手チームにはサッカー経験者が少なく、野球、テニス、重量挙げ(?)といった多様なスポーツ経験者の集まりだったようだ。「『重量挙げ』であの足さばきか」と、チームの中でも感心されていた。どうりで、フィジカルが強いわけだ。
Ohtakさんのチームは、サッカー経験者+現役(安太郎)なので、楽勝かと思いきや、そういかないところがサッカー・フットサルの難しいところだ。決勝戦は、0-3で負けてしまった。イブラヒモビッチのような風貌の背の高い選手にやられた。

今日のチームは、先日とは違って、サッカー経験のあるメンバーが集まっていたので、安太郎は、早く強いパスを通してアシストしたり、シュートを決めたりと、たしかに楽しそうにプレイしていた。試合を待っている間も、チームの中では、笑い声が絶えない様子が見て取れた。安太郎いわく「神」のような「笑いの天才的キャラクター」がいたようだ。

サッカーには、本来こういう楽しい面もあるのだろう。ある意味、原点かもしれない。
たまには、こういう息抜きもよいものだ。


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セレクションの記憶 [サッカー]

ジュニアユースチームのセレクションが各地で行われている。Forza`02の今年度のセレクションも日曜日に東伏見Gで行われたようだ。

早いもので、もう3年が経ったということだ。安太郎がForza`02のセレクションを受けたのは、2008年(平成20年)11月30日。あの日も確か寒い日だった。
その頃は、ジュニアユースのサッカーについて、ほとんど知見がなかったので、セレクションを受ける選手の多さにただ驚き、知らない選手がみんな上手く見えたものだ。

セレクションのメニューがひと通り終わったところで、安太郎は、最初の選抜組(合格者)には入ることができなかったが、「最後にもう一度全面ゲームで選手を見ます。」ということで始まった全面ゲームに参加した。
小学生にとっての全面コートは、未知の広さ。それまでの練習会やセレクションでのゲームは1/4コートであったり、半面コートであったりしたわけで、全面コートではやっていない。広さに対する順応性、視界の広さ、パスの精度、体力等、見られるポイントはいくつもあるだろうが、とにかく何かがアピールできなければ、最後の選抜組に入ることはできない。

安太郎が入ったポジションは、確か左サイドバック。本来、前目のポジションで攻撃に絡むところが持ち味のはずだが、セレクションでは、前の方のポジションの取り合いで、なかなか希望するポジションにつくことができない。事前の練習会でも後ろ目のポジションをやっていることが多く、「また、バックやってるよ。大丈夫か。」と私は胸の中で毒づきながら応援していた。
バックのポジションで落ち着いている場合ではないというのは、安太郎も認識していたようで、途中、最後列からドリブルでサイドを駆け上がり、シュートまで持って行く場面を創り出す。全面ゲームの中では、ほぼ、このワンプレイだけだったが、ゲーム終了後に名前を呼ばれた。
私もその瞬間には、大きく息を吐いた。
セレクションは、選手も親もメンタル面でのプレッシャーが大きく、緊張感のあるものだ。

セレクションというイベントの性格上、最後に明暗が分かれるところは、小学生にとっては少し酷かもしれないが、そういう世界なので割り切って考えるしかない。ただ、長い目で見れば、ここでの明暗は、ほんの一瞬のことである。この先「暗」を「明」に転ずることは容易にできるはずだし、「明」を「暗」にしないためには、必ず努力が必要なのだ。まだしばらく、セレクションの季節は続くようなので、選抜されなかった選手は切り替えて行くしかない。頑張っていれば、きっと見いだしてくれる指導者はいると信じたい。
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高円宮杯 第23回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 組み合わせ ['11 U15]

今週月曜日に、今年の高円宮杯の組み合わせが発表された。
関東からは、以下の6チームが参加する。
 第1代表 柏レイソル(関東リーグ1部1位) vs サガン鳥栖
 第2代表 大宮アルディージャ(関東リーグ1部2位) vs YF NARA TESORO
 第3代表 FC東京深川(関東リーグ1部3位) vs SSS JY
 第4代表 浦和レッズ(関東大会Aブロック優勝) vs ロアッソ熊本
 第5代表 横浜Fマリノス(関東大会Bブロック優勝) vs 京都サンガ
 第6代表 FC東京むさし(関東大会Cブロック優勝) vs 帝人サッカースクール


今年の関東は結果的にJ下部のチームが6つの出場枠の全てを占めた。
高円宮杯は、本来、中体連のチームとクラブユースのチームの両方が参戦して、中学生世代のNo1を争う大会のはずだが、関東からは中体連の代表チームは出ていない。関東大会に出場した48チームの中にも1チームも入っていないので、都道府県予選で全て敗退しているということのようだ。関東地区に関しては、クラブユースチームが優勢であることは否めない。

全国大会への出場チームを見ても、この傾向は同じで、32チーム中で中体連のチームは、星稜中学校1校のみだ。
過去の大会での中体連チームの出場数を見てみると以下の通り。
 2010年大会 2チーム/32チーム
 2009年大会 3チーム/32チーム 
 2008年大会 5チーム/32チーム 
 2007年大会 5チーム/32チーム
 2006年大会 6チーム/32チーム
 2005年大会 8チーム/32チーム
  *2009年大会までは、夏の中体連全国大会の優勝チーム・準優勝チームの参加枠
   があり、この枠で2チームが参戦しているようだ。

このデータを見ると、年々中体連チームの参加数が減ってきていることがわかる。高校生の世代になると、プレミアリーグ、プリンスリーグでの戦績は、高校チームとクラブチームとで均衡したものとなってきているようにも思うが、中学生の世代においては、差が開いていく傾向が進行しているようだ。

地方によっては、今回出場の星稜中(石川県)や、これまで出場経験のある青森山田中(青森県)日章学園中(宮崎県)等、複数回の出場を果たしているチームもあり、クラブチーム一辺倒ということではないようだが、中体連対クラブユースという高円宮杯の図式が崩れつつあるとも見え、今後の大会の運営については一考が必要なのかもしれない。


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FOOT×BRAIN #35 [etc]

昨夜のFOOT×BRAIN(テレビ東京)、テーマは「高校サッカーに学ぶ 未来の代表の育て方」。
高校サッカーとクラブユースとの違いについて、城福浩氏、三浦淳寛氏、秋田豊氏の3人をBRAINとして、語り合っていた。

キーワードのひとつとして、高校サッカーでの「理不尽な練習」が、高校サッカー選手の「人間的な強さ」を鍛えている、ということを挙げていた。
「理不尽さ」ということだけで全てを語ることはできないと思うし、ひとつの側面としての捉え方だと思うが、そういう部分もあるのだろう。高校生くらいの年代では、「限界まで追い込む」ということは、有りなのかもしれない。

三浦淳寛氏が語っていたが、そのような過酷な練習を日々こなす高校サッカーの生活 (長崎県立国見高)を送りつつも、その時に指導者(小嶺忠敏監督)から掛けられた言葉を、今も心の中に刻んでいるという。名将と称される多くの監督は、「理不尽さ」を選手たちに受け止めさせるだけの「強い気持ち」も持っており、魅了する人望があるということなのだろう。
高校生の時代に、そういう指導者に巡り会うことができるのは、幸せなことだ。

「理不尽」というのは、先日の記事で紹介した吉武氏の「計画的で緻密」な「ジリツ」を求める代表選手の育成とは、まさに両極にあるような育成方法だと思うが、どちらのアプローチも最終的には、「メンタル面での鍛錬」、「人間としての成長」に繋がることを求めているようだ。
やはりサッカーが上手くなるには、心を鍛えなければならない。「あきらめない気持ち」を当たり前のように持つことのできるのが、代表を張れる選手の資格ということのようだ。
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