H23日本クラブユースサッカー選手権（U-15）大会 東京都予選 vsあきる野FC ＠東伏見G

全国大会に向けての第一歩となる初戦、ホーム東伏見での試合は、雨の中での試合となった。私が家を出る時には、まだ雨が落ちていなかったが、試合が始まるとすこしずつ雨脚が強くなり、試合の終盤にはボールがピッチ上で水を引くほどになった。しかし、Forza`02にとっては全く問題なく、選手達はピッチ上で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。今日の試合の結果は、以下の通り。

　1st half；3-0（得点；Igayu、Yuk、Ond）
　2nd half；1-0（得点；Odak）
　Total；4-0


今日は、試合開始早々から、Forza`02の選手の動きがとても良く、得点の匂いを感じさせる立ち上がりとなった。

1点目は、前半9分、中盤から左サイドに流れたYuiがゴール前に浮き球のクロスを上げると、これにIgayuが頭を合わせ、GKが身体を投げ出し伸ばした手の届かないゴール右隅に押し込んだ。

2点目は、前半19分、左サイドのRyoyがゴール前にポジションを取るYukの足下にグラウンダーのパスを出すと、Yukがこれをトラップして身体を反転させながら左足を振り抜き、ゴール右のサイドネットを揺らす追加点となった。

3点目は、前半35分、ペナルティエリアの10mくらい後ろ、中央からやや左サイドの位置でNaitが得たFKをOndが蹴った。クロスバーにあたったボールは下に跳ね返り、GKの背中に当たってゴールに転がり込んだ。相手の4枚の壁を越え、早く鋭い弾道の見事なFKであった。

後半に入っても、Forza`02は攻撃の手を緩めない。
後半6分、右サイドからのコーナーキックの場面、Ondがゴール前に低く早いボールを出すと、ゴール正面にポジションを取ったOdakがショートバウンドとなったボールを右足のダイレクトボレーで捉え、文字通りゴールネットに突き刺ささるトドメの追加点となった。
このシュートは、これまでForza`02のこの代の選手が決めたゴールの中で最も難しいゴールではなかっただろうか。マンデーセレクションなら文句なくNo1のゴールだろう。Odakは今日も前半途中からの出場であるが、最後まで献身的に走り回っていた。好調だ。

その後も、Forza`02のメンバーが前を向いてシュートを放つシーンが何度もあり、跳ね返すクロスバーがなければ、あと4点くらいは入っていたはずだ。決めきれないのは残念だが、良い形でシュートに繋げることが出来ているのは良しとしたい。
守備の面でも大きく崩されることはなく、TakeとTakaで失点0に抑えた。

今日は、得点差が開いたこともあるだろうが、選手交代枠9人を使い切るメンバー投入で、前後半の各40分を戦い抜いた。先日の合宿から帰ってきた安太郎が、多くのメンバーの好調さを語っていたので、楽しみにしていたが、交代で出てくるメンバーが各々期待を裏切らない良いパフォーマンスだったと思う。出ていない選手にもまだ好調な選手がいると聞いており、コーチの嬉しい悲鳴が聞こえてきそうだ。
次の試合も楽しみだ。